北九州学術研究都市

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北九州学術研究都市は
産学連携で研究開発に取り組む
企業を応援します。

北九州学術研究都市プロモーション動画2022

研究開発に最適な理由

入居企業4つのメリット

研究開発を行う企業や大学・研究機関など
幅広く活用して頂ける施設と環境を
整えております。

研究開発をサポート

研究開発をサポート

支援機関(FAIS)の各専門コーディネータが企業の研究開発をサポートします。
大学研究者などの連携先を探す相談や、マッチングの支援等を受けることができます。また、FAIS研究開発補助金へ申請できます。(助成要件があります)

充実した研究設備

充実した研究設備

半導体のケミカルプロセス室、マイクロプロセス室、イエロールーム、組立・測定室等の研究設備を利用できます。

用途に応じたオフィスの提供

用途に応じたオフィスの提供

研究開発の内容に適したオフィスを用意しています。 ベンチャー企業等には賃料の減免制度(最大半額)があります。(減免要件があります) 市のオフィス立地促進補助金の助成対象の施設です。(助成要件があります)

充実した利便施設

充実した利便施設

無料でミーティングルーム、交流スペース、体育館、トレーニングジム、テニスコート、シャワールーム、専門図書館などを利用できます。

アクセス

アクセス

最寄りのJR駅から直行バスで15分!
北九州空港、福岡空港からも1時間程の好アクセス!

先端科学技術で切り拓く未来、北九州から

北九州学術研究都市空撮
学研都市で学ぶ学生たち 学研都市で学ぶ学生たち 学研都市で学ぶ学生たち

都市機能の集約が進むコンパクトシティ・北九州市。アジアに近く、24時間利用可能な北九州空港、福岡市までを15分で結ぶ新幹線。市内には12の大学・大学院や高専が存在、その中で存在感を放つのが北九州学術研究都市です。

優秀な学生が集まる学研都市優秀な学生が集まる
学研都市

学生インタビュー
北九州市立大学大学院 瀬戸口 桃香さん
北九州市立大学大学院
国際環境工学研究科 瀬戸口 桃香さん
理系の魅力、女子中高生に
伝える

インタビュー
  • ◆なぜ北九州市立大学に進学したのでしょうか

     大学受験を控えた段階で、理系に興味はあったもののまだ自分がやりたいことは見つかっていませんでした。北九州市立大学の環境生命工学科のホームページを見た時に「ミクロのことからマクロのことまで」と書いてあり、この大学なら4年間かけて幅広い分野から自分に合った研究テーマが見つけられると考えました。また私の代から「飛び級」制度が出来ました。昨年秋に3年半で学部を卒業し、大学院に入学。院も通常2年のところを1年半で卒業する予定です。

  • ◆大学ではどのような研究をしていますか

     骨が出来る過程などを調べる研究室に所属していますが、私は白血球細胞がどのように短時間で接着して炎症を抑えるのか解明しようとしています。この研究室は工学部なのに理学部的なアプローチが特徴で「この現象がどうなっているのかを突き止めよう」などと、「考えることの大事さ」を教えられています。将来、私の接着機構の研究が炎症反応を和らげるような新薬の開発につながればいいなと思っています。

  • ◆研究以外ではどのような活動をしていますか

     留学したかったのですがコロナで実現できず、学研都市にある留学生会館を訪れました。そこで出会った人との縁で留学生と交流するようになりました。学研都市内にある地域ラジオ局で留学生をゲストに迎えたラジオ番組のパーソナリティを半年間務めたこともあります。コロナで登校できない留学生たちにも日本語の勉強になったのではないかと思います。 また理系女子を増やすためのプロジェクトにも参加しています。中学校を訪問したり、高校生に向けてのイベントに北九州市立大学代表として参加したりして理系の魅力を伝えています。彼女たちに「理系もいいね」と思って貰えると嬉しいです。

  • ◆学研都市でのくらしはいかがでしょうか

     住まいは福岡市内にあり大学まで2時間かけて通っています。土日も研究室にやってくることが多く研究に専念できる環境に魅力を感じています。また学研都市は「距離が近い」のも魅力です。他の大学もすぐ近くなので、自分から動けば関係を作れるし、敷地もコンパクトなので人との距離が近く学科と関係なく友達ができます。また教授との距離も近いので頑張りを認めてもらいやすい環境です。アットホームなところが学研都市の魅力ですね。

九州工業大学大学院 山﨑 駆さん
九州工業大学大学院
生命体工学研究科 山﨑 駆さん
高齢社会のリーダーめざし
起業

インタビュー
  • ◆大学での研究内容を教えてください

     もともとロボットに興味があったのですが、研究していくうちに産業用のロボットよりも人間とロボットの協調の方に興味を感じてきました。特にサポートを必要とする人たちにフォーカスを当てるようになり、福祉の分野に特化した研究をするようになりました。今は福祉にロボティクスを導入する研究を行っています。肩が上がらない人に後ろから服を着せてあげる着衣介助ロボットの開発や、障がい者の就労に際してロボットを活用することで作業の負担軽減が出来ないかなど研究しています。

  • ◆学生プロジェクト「すぐ創る課」とは

     2年前に⽴ち上げた九州工業大学の学生プロジェクトです。私の大学での研究は、実際に社会貢献するまでには長い時間が必要です。そのため実装できることはすぐやろうと立ち上げたのが「すぐ創る課」です。主に3Dプリンタを使って障がい者の方や介護が必要な方に役立つパーツを作ったり、それを自分たちで作れるように3Dプリンタの体験教室を通じた技術指導などしたりしています。博士課程の1年生ですが、企業との協業も増えてきたためこのプロジェクトの発展形態として学内で「共創テクノロジー」という合同会社を立ち上げました。今、学内の事業化支援センターにシェアオフィスを構えています。学発ベンチャーなので賃料の減免処置もあり助かっています。

  • ◆学研都市の環境はいかがでしょうか

     学研都市の立地する地元・若松の出身です。子供のころはここで研究者になるとは思ってもいませんでしたが、実際に研究してみるといい環境だと思います。九州工業大学は一つの建物にコンパクトにまとまっているし、他の大学も近くにあるので異種分野の交流もすぐできます。学研都市の中に最近、コワーキングスペースが出来たので大学を越えての研究にもチャレンジしたいです。企業と学生とのマッチングも進みベンチャー創出にもつながるのではと思っています。

  • ◆将来のビジョンを教えてください

     北九州市はいちばん高齢化率の高い政令市です。デメリットと捉えがちですが、高齢社会に対応した研究開発がやりやすい環境ともいえます。これから世界が高齢社会になってきたとき、北九州市がリーダーになれる可能性があると考えています。かつて北九州市は公害に悩まされた町でしたが、今ではエコの町。逆境を利用して成長する力強さを持っている都市だと思います

早稲田大学大学院 于 昕光さん
早稲田大学大学院
情報生産システム研究科 
于 昕光(う・きんこう)さん
多くの留学生、温かい雰囲気が魅力
インタビュー
  • ◆早稲田大学に進学した理由を教えてください

     中国の大学を卒業し10年前に日本に留学してきました。最初の2年は日本語の勉強をしてから大阪の大学に研究生として1年間在籍しました。その後、日本語学校の先輩に進路を相談したところ九州工業大学を紹介してもらい、北九州に移住。修士課程は学研都市内で過ごしました。さらに学研都市内で隣接するこの研究室に興味が出たため早稲田大学の博士課程に入学しました。

  • ◆どのような研究を行っているのでしょうか

     太陽光発電のパネルの研究を行っています。従来の発電パネルははんだでコーティングされた銅リボンやワイヤで接合していますが、年月が経つとひび割れたりして発電効率が下がってきます。そこで私はニッケルメッキでの接合技術を研究。これを使えば高能率のまま、パネルの耐用年数を延ばせるという研究結果が出てきています。 将来的には中国で普及し始めている太陽電池パネルを備えた街路灯を日本に導入したいと考えています。街路灯の周りに発電設備をつければ照明の電力は賄えます。充電式なので災害で停電したときなどにも役立ちます。

  • ◆就職活動はどのように行ったのでしょうか

     FAISでは留学生が参加できる就職支援プログラムを行っており、それを活用して就職が決まりました。留学生のために自己ピーアールの方法や履歴書の書き方、面接での受け答えの方法などを事前にレクチャーしてくれるプログラムです。社会に出るのは初めてですが、太陽光関連の企業ですので就職しても研究を続けたいなと思っています。

  • ◆学研都市でのくらしはいかがでしょうか

     留学生が多いので異文化体験が出来るのが大きなメリットです。国や宗教を超えた交流ができ、エジプトやスロバキアの友人もいます。コロナ前は留学生を含め、学生同士で毎週「金曜酒場」と称して近くの量販店からピザなどを買ってきて学内で交流会をやっていました。  これまで様々な場所で学んできましたが学研都市はいちばん雰囲気が温かく感じる街です。ここには立地している大学間の共同開発センターがあり、自分の研究に必要な装置を借りることが出来ます。早稲田の学生は他の大学のものを使えるし、逆に早稲田の学生が他の大学を手伝ってあげることもあります。こうした環境は研究に向いているし、温かい雰囲気につながっているのだと感じます。

入居企業の成長を
サポートする

入居企業紹介
シキノハイテック 取締役 電子システム事業本部長 古川 卓哉さん
シキノハイテック
取締役 電子システム事業本部長 
古川 卓哉さん
北九州拠点にASEAN進出を
インタビュー
インタビュー
  • ◆どのような事業をしているのか教えてください

     シキノハイテックの本社は富山県です。事業内容は大きく3つで、大手半導体メーカーに向けてのLSIの設計開発と、コンビニATMなどで高いシェアを持つ小型のカメラモジュールの製造、半導体製造の後工程で使う検査機器の開発製造です。このうち3つ目の検査機器の事業を本社と北九州の学研都市で行っています。

  • ◆なぜ学研都市に進出したのでしょうか

     学研都市に進出したのは2004年です。最初、北九州市役所に相談したところFAISを紹介していただき、他の候補地もあったのですが担当の方の熱心さを感じて進出を決めました。その後(2020年には)、福岡市内にも半導体設計のデザインセンターを開設し、福岡県内には2拠点を展開しています。 学研都市には共同で使える設備も多く、特に半導体検査設備などは自前で設置するにはハードルが高く、これをストレスなく使うことが出来るのは大きなメリットです。また建屋もシステムが整っていてコロナ以前から富山の本社とはオンラインで業務を行っていました。

  • ◆人材面でメリットは感じますか

     立ち上げ当初は本社からのスタッフで事業を行っていましたが、現在は大半を現地採用のスタッフで運営しています。本社のある富山は雪国で我慢強い人が多いのですが、北九州の人たちは無理難題でも前向きに受け止めてくれる印象があります。地元企業の方も非常に優秀で、こちらの要望をすぐに理解し、高い品質で応えてくれます。  学研都市に拠点があることで知名度の向上にも役立っており、人材募集をかけた際の応募も増えてきました。学研都市内の大学を卒業し、一旦他の企業に就職した後、当社に入社してくれた社員もいます。

  • ◆北九州の立地について感じるメリットはありますか

     九州の地は半導体関連産業にとっては非常に魅力的な土地です。福岡だけでなく、熊本や大分にも拠点を構える企業が多く、国内でもこれだけ集積がすすんでいるエリアはありません。中でも北九州市は地理的メリットの大きな地です。九州の顧客との距離を活かした事業展開が出来るだけでなく、北九州空港、福岡空港と二つの空港が使えるため、私たちはASEANに対しての出入り口としてとらえています。これからも優秀な人材を獲得して、学研都市を拠点にASEANに向けて事業を広げていきたいと考えています。


FOLTOM CTO 尾池哲郎さん
FILTOM
CTO 尾池 哲郎さん
分離膜の研究、化粧品づくりに応用
インタビュー
インタビュー
  • ◆どのような事業を行なっているのか教えてください

     豚の胎盤を精製してつくるプラセンタを化粧品として販売しています。プラセンタを精製するには雑菌をろ過するフィルターが必要なのですが、私たちは前身となる会社でフィルター技術の権威の真鍋征一先生(福岡女子大学名誉教授、FILTOM名誉会長)と、常温常圧での海水淡水化を目指した研究を行っていました。その過程で生まれた特殊な「PD分離膜」を応用すればそれまで困難だった「生」の状態で雑菌を取り除いたプラセンタが出来ることに気づき、事業化することにしました。現在は化粧品製造で収益を確保しつつ、海水淡水化の研究も継続しています。

  • ◆なぜ学研都市に事業所を構えているのでしょうか

     女性をターゲットとした化粧品の会社なのでイメージは大切です。当社の岡部社長も女性なのですが、化粧品事業の拠点を探す際、学研都市の洗練された外観を見て入居を決めました。オフィスの内装も社長自身が手掛けています。  入居してから素晴らしい出会いもありました。生プラセンタは開発できましたが、それを化粧品として販売するには、人の肌にどのような影響が出るのか調べなければなりません。アレルギー関連の共同研究先を探していた所、インターネットで探し当てた先生が偶然にも同じ学研都市の北九州市立大学所属だったのです。以来、当社のすぐそばで企業目線で協力してくださり、学研都市に入居をして本当によかったと社長ととても感謝しています。

  • ◆学研都市で感じる事業メリットはどんな点でしょうか

     一番のメリットは意識の高い方々が集まりやすい傾向にあることです。当社にも学研都市で学ぶベトナム人とインドネシア人の大学院生がいます。優秀な学生を採用しやすい点は他の地域にはないメリットです。また学研都市の周りは住宅地ですが、そこから通われているスタッフの方々も先端技術に関心が高いです。学研都市の雰囲気のおかげかもしれませんが、ものづくりや研究開発がスムーズに進みます。企業のパフォーマンスに大いに貢献しています。

  • ◆将来ビジョンを教えてください

     現在は化粧品事業が主力になっていますが、海水淡水化の研究も続けています。常温常圧で海水を淡水化するフィルターが開発できれば、世界が驚くはずです。海岸の波打ち際に並べて波の力だけで飲料水が作れるようになります。まだ構想段階ですがそんな未来も不可能ではないと思っています。

北九州の特徴と魅力

えになる北九州 前~Advance~

アジアに近い、
最高のロケーション

経済成長の著しいアジアの国々と北九州市は 密接な距離関係にあり、
上海へは東京とほぼ同程度の1,000km。
釜山までは大阪に行くよりも近く230km。 アジアのマーケットを睨んだ生産・物流拠点として 他に類を見ないほどに最適なロケーションを有しています。

アジアに近い、最高のロケーション アジアに近い、最高のロケーション

物流拠点都市としての
高いポテンシャル

本州、東九州、西九州の3方向に伸びる高速道路の結節点に位置。
アジア、本州への航空路線も整備されており 中国、四国を含めた西日本広域エリアの中心として 充実した物流拠点都市としての高いポテンシャルを有しています。

物流拠点都市としての高いポテンシャル 物流拠点都市としての高いポテンシャル

都市と自然の共存

市の中心部から南側にかけて600m以上の山々が連なり、北から東側は海に囲まれた北九州市。多くの生き物がすむ曽根干潟やカルスト地形で有名な平尾台など豊かな自然環境に恵まれています。
休日は、釣りやマリンスポーツ、トレッキングなどを手軽に楽しむことができます。
また、11年連続で「子育てしやすい街」ランキングで総合1位や月刊誌『田舎暮らしの本』の住みたい田舎ランキング【シニア世帯部門】で第3位など、都会と田舎暮らしが味わえる魅力的な政令指定都市です。

都市と自然の共存

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